目次

  1. 原文
  2. 書き下し文
手の陽明の筋


手の陽明の筋は、大指の次の指の端に起こり、腕に結び、上りて臂(ひ:前腕)を循り、上りて
肘の外(曲池)に結び.臑(どう:上腕)に上り.?(ぐう:肩K)に結ぶ。
その支なる者は、肩胛を繞い(まと)、脊を挟む
直なる者は、肩?(けんぐう)より頚(けい)に上る。
その支なる者は、頬(きょう)に上り、?(きゅう:完骨)に結ぶ。
直なる者は、上りて手の太陽の前に出で、左角(さかく)に上り、頭を絡(まと)い
右頷(顎)に下る。
その病は過る所に当たる者は、支(つか)え痛み及び転筋す。肩挙がらず、頚(けい:首)は左右を視るべからず。
治は燔鍼(はんしん)劫刺(ごうし)に在り、知を以て數と為し、痛を以て輸と為す。名ずけて
孟夏痺(もうかひ)と曰うなり。
解説:
孟夏:4月。
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